RIBBON が結ぶ人 Vol.02 山内光さん(会社役員)

「違い」をポジティブに楽しめる⼈

「誰もが特別な存在であること」を気づかせてくれる⼈々をリボンのように結んでいくコラムです。今回お話を伺うのは、takesRIBBON と takes.を⾝につけながら、⽇本と海外をシームレスに⾏き来する会社役員の山内光さん。アメリカで過ごした⼩学校、中学校時代に培ったというコミュニケーション能⼒で、⼈⽣と仕事を謳歌されています。 国や、⼈種、⽂化に捉われない視点と柔軟な感性を併せ持つ山内さんが takes.を愛⽤する理由、そしてファッションと⼈⽣譚について訊ねます。

良いものを使うことから学んだこと 

–takesRIBBON および takes.をご愛⽤いただいているということですが、出会いを教えてください。

きっかけは、公益社団法⼈「いちご⾔祝ぎの杜」の代表理事であり Shinzoneの代表取締役 である染⾕さんとの出会いです。ボランティア活動を通じてtakes.と出会い、「服を着て健康になる」というコンセプトに強く共感しました。実際に抗菌効果など生地(竹布)の機能性も優れていると感じ、3~4年ほど愛用しています。

ファッションアイテムとしての魅力は、どんな場面でも使える汎用性の高さです。仕事で海外出張が多いのですが、移動中の機内はもちろん、ジャケットを羽織れば会議にも対応できるため、仕事・プライベート問わず重宝しています。

基本的にクラシカルなスタイルが好きなので、takes.のサイズ選びにはこだわりがあります。1枚で着る時はサイズ2を、ニットを重ねたりジャケットのインナーとして着る時はサイズ1を選んでいます。カラーはネイビーやブラックを着用することが多いですね。takesRIBBONのTシャツは2色とも愛用しており、最近訪れたギリシャのサントリーニ島やローマでも着ていました。また、海外の仕事仲間にもtakes.のTシャツを贈ったところ、とても喜ばれました。

その⼈柄は「オープン」でいて「フラット」。誰もが⼼を開いて話したくなる、温かで落ち着いたキャラクターが魅力。

ファッションへのこだわりを教えてください。

靴ならこのブランド、ニットならこのブランドを、そしてTシャツなら takes.を……といった具合に「自分にとって心地良いと感じるものを長く着ること」を大切にしています。周囲にはアパレル業界の知人が多く、身につけているアイテムの多くは、信頼する方々から紹介されたブランドや製品です。ファッションのプロフェッショナルとしての視点や人柄も含めて信頼しているからこそ、勧められたものを選んでいます。そうして選んだものには自然と愛着が湧き、長く愛用したいという思いから体型維持にも気を配り、ケアや管理も自分で丁寧に行っています。

takes.は乾燥機を使わず、晴れた日に洗濯し、アイロンも自分でかけます。ハンガーも首元からではなく裾側から入れるなど、細かなこだわりも大切にしています。自分にとって心地良いものを選び、長く大切にすることを通じてtakes.のTシャツからもケアや管理の大切さを学んだように思います。

洋服を⻑く⼤切に着るためにと、体型維持にも励んでいるそう。

国、⾔語、⽂化。その違いが楽しい。

–出張やプライベートで、月1回ペースで海外で過ごされるそうですが、移動が多い⽇々を過ごす上でのルーティンや留意していることはありますか?

「機内では基本的に食事を控えること」と「体調管理」の2点を意識しています。機内での食事を控え、ある程度空腹の状態で現地に到着してから食事を摂ることで、心身がしなやかに適応できると感じています。また、体調管理としては「冷房対策」と「食事の回数」に気を付けています。海外では冷房の温度が低いことが多いため、宿泊先やオフィスでは上着を持ち歩いています。食事については、夜は会食の機会が多いため、基本的には朝と昼を控え、1日1食とする方が自分には合っているようです。

この夏プライベートで渡航したギリシャのサントリーニ島と空港のラウンジで。機内、渡航先でもtakesRIBBON を着用しているそう

移動が多い日々は大変な面もありますが、新しい場所に行くことで脳が刺激を受け、リフレッシュできると実感しています。仕事で海外に行くことも多いですが、プライベートでも旅行が好きで、友人に招待されれば2泊4日でスペインに行ったり、1泊2日で近隣の国にも気軽に出かけます。休暇を利用して、友人が住む国々を訪れ、交流を深めています。

こうした交流を「人間関係のメンテナンス」と捉え、大切にしています。また、私が海外に行く以上に、友人たちも日本に来る機会が多いため、日本での交流も大切にしています。人と話すことが好きで、国や言語、文化の違いを楽しんでいます。違いを通じて日本の良さを再認識することも多いですね。海外の国や都市で挑戦してみたいこともたくさんあります。

–今後の夢や挑戦してみたいことを教えてください。

「いちご⾔祝ぎの杜」でのボランティアを継続すること、そして東京と海外での二拠点⽣活を実現することが目標です。海外での多様な交流経験を活かし、今後は若い世代が海外に興味を持つきっかけづくりや、海外で働く際のサポートにも取り組んでいきたいと考えています。

Profile

山内光 Hikaru  Yamauchi

1977年⽣まれ。⼩学校、中学校を米国で過ごし、⼤学時代はバックパッカーとしてヨーロッパ、アフリカ、南⽶など、世界中を旅する⽇々を送る。現在はIT企業に勤務。趣味は旅行や映画や音楽鑑賞。

PHOTO:Nam. grafik. EDIT&TEXT: SHINZONE